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歯のブリッジとは?治療の流れやメリット・費用・ケアまで解説②
各院ブログ
2025/11/07

ブリッジ治療のメリット

ブリッジ治療には、見た目の自然さや噛む機能の回復など、日常生活に役立つ多くのメリットがあります。ここでは代表的な利点を整理します。

見た目の自然さ

歯のブリッジは、失った歯の両隣の歯を支えにして人工歯を固定する治療法であり、見た目の自然さが大きなメリットです。

特にセラミックやジルコニアなどの素材を選ぶことで、色調や透明感が天然歯に近く、口を開けたときにも違和感がほとんどありません。

保険適用の場合は素材が限られますが、自費診療ではより審美性の高い素材が選択可能です。周囲の歯との色合わせも細かく調整できるため、他人から気づかれにくい仕上がりが期待できます。

噛む力の回復

歯のブリッジは、噛む力の回復に大きなメリットがあります。

ブリッジを装着することで、ある程度噛む力を取り戻せるといわれています。入れ歯より安定しやすいケースもありますが、回復の程度には個人差があります。

ただし、支えとなる歯の状態が悪い場合や、複数本連続して歯を失っている場合には適応できないことがあるため、事前に歯科医師による十分な診断が必要です。

固定式で違和感が少ない

歯のブリッジは固定式のため、装着後は自分の歯とほぼ同じ感覚で噛むことができ、入れ歯のように取り外す必要がありません。

特に、隣接する健康な歯を土台としてしっかり固定されるため、食事や会話の際にズレたり外れたりする心配が少なく、違和感も最小限に抑えられます。

装着後は徐々に口に馴染んでいくことが多く、時間の経過とともに違和感が少なくなる傾向があります。

比較的短期間で治療が可能

ブリッジ治療は比較的短期間で完了するケースが多く、数回の通院で終わることが一般的です。

ただし、治療内容や口腔内の状態によって期間は前後します。これは、最初の診察で土台となる歯を削り型取りを行い、次回以降に仮歯の装着や最終的なブリッジの装着を進めるという手順が一般的なためです。

インプラント治療のように数カ月かかるケースと比較すると、短期間で噛む機能や見た目を回復できる点が大きなメリットです。

ただし、歯や歯ぐきの状態によっては治療期間が延びる場合もあるため、事前に歯科医師と相談しましょう。

ブリッジ治療のデメリット

一方で、ブリッジ治療には支台歯への負担など注意すべき点もあります。ここでは考えられるデメリットを確認しましょう。

健康な歯を削る必要がある

ブリッジ治療では、失った歯の両隣にある健康な歯を支えとして利用するため、これらの歯を削る必要があります。削ることで歯の強度が弱まる可能性があるため、慎重な判断が求められます。

支台歯への負担

ブリッジ治療では、欠損した歯の両隣にある健康な歯(支台歯)を削って土台とし、人工歯を橋渡しするため、支台歯に大きな負担がかかります。

特に、支台歯がもともと健康であっても、1本の欠損に対して2本の支台歯が必要となり、噛む力が分散されず、長期間にわたり歯根や歯周組織へのストレスが増加します。

その結果、支台歯の寿命が短くなったり、虫歯や歯周病のリスクが高まるため、定期的なメンテナンスや丁寧なブラッシングが重要です。

虫歯や歯周病リスクの増加

ブリッジ治療では、失った歯の両隣の健康な歯を削って土台とし、人工歯を橋渡しするため、土台となる歯への負担が大きくなります。

その結果、歯と歯ぐきの隙間に汚れが溜まりやすく、適切なケアを怠ると虫歯や歯周病のリスクが高まります。

特に、ブリッジの下部は通常の歯ブラシだけでは清掃が難しいため、デンタルフロスや歯間ブラシを併用し、1日2回以上丁寧にケアすることが重要です。定期的な歯科検診も欠かせません。

適応できないケースがある

ブリッジ治療は、失った歯の両隣にある健康な歯を支えとして人工歯を装着する方法ですが、すべてのケースに適応できるわけではありません。

例えば、支えとなる隣接歯が虫歯や歯周病で十分な強度がない場合や、支台歯が2本とも失われている場合にはブリッジ治療は難しくなります。

また、一般的には3本以上連続して歯が欠損している場合、支えきれないため適応外となることが多いです。治療前には必ず歯科医師による口腔内の精密な診査が必要です。

ブリッジ治療の費用と保険適用

ブリッジ治療は、保険が適用される場合と自費診療となる場合があります。ここでは費用の考え方や素材による違いを整理します。

保険適用の場合の費用相場と条件

保険適用となるブリッジは、機能回復を目的とするもので、失った歯の両隣に健康な歯が残っていて、保険で認められた素材を使うことが条件です。

この範囲での費用目安としては、欠損歯1本あたり1〜3万円程度が費用の相場です。前歯ではやや高く、奥歯では比較的安価になる傾向があります。

自費診療の場合の費用相場

自費診療の場合は、素材や本数によって費用が大きく変動します。一般的には、1本あたり5〜20万円程度が相場とされています。

特に、前歯で見た目を重視したセラミックや、奥歯に用いる強度の高いジルコニアを選択すると費用が上がる傾向があります。複数本の連結ブリッジでは、総額で数十万円かかるケースも少なくありません。

費用に含まれる内容

通常、ブリッジ治療の費用には、診断・検査料、支台歯の処置、型取り、仮歯、最終装着・調整までが含まれます。

ただし、支台歯に虫歯の治療や神経処置が必要な場合、さらに追加費用が発生することがあります。 治療後のメンテナンス費用も別途かかり、1回あたり1,000〜3,000円程度が相場となります。